オーバーロードの原理とは、日常の活動による動作よりも大きな負荷をかけなければ、トレーニングとしての効果は現れないという原理です。
 オーバーロードとは過剰な負荷という意味で、「トレーニングによる筋肉量の増加は、トレーニングによる筋肉への負担が日常活動における筋肉への負荷を上回った時に起こる」ことを表します。これはルーという研究者が100年以上前に指摘した法則す。例えば「家から大学まで歩いて行く」という人が、筋力アップのために「日曜もウォーキングを始めた」となっても、普段の歩き方とテンポやカバンの重さなどが変わらない限りそれも日常活動の一環となってしまい、筋力のアップには大きくつながらないということです。