筋肉はトレーニング 超回復

筋肉はトレーニングで傷めつけた後、回復したときに以前よりも筋力がアップする性質があります。回復してもそのままほって置くと筋力はもとに戻ってしまうので、筋力アップを維持するためには回復直後に次のトレーニングを入れていかなければなりません。
しかし、回復をまたずに次のトレーニングをしてしまうと、かえって筋力は低下してしまいます。
筋力トレーニングはひたすら打ち込むだけで良い効果が得られるというものではありません。
筋肉はトレーニングで傷めつけた後、回復したときに以前よりも筋力がアップする性質があります。
回復してもそのままほって置くと筋力はもとに戻ってしまうので、筋力アップを維持するためには回復直後に次のトレーニングを入れていかなければなりません。
しかし、回復をまたずに次のトレーニングをしてしまうと、かえって筋力は低下してしまいます。

筋力トレーニングはひたすら打ち込むだけで良い効果が得られるというものではありません。

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トレーニングの強度・回数・頻度だけでなく、栄養補給や休息期間までを入れた総合的なバランスを自分の体力に合わせていくことが重要なのです。
 トレーニングをすると筋肉には疲労物質が蓄積も含め、細胞は傷を負います。損傷が大きければ回復に時間がかかり、損傷が小さければ直ぐに回復します。栄養補給が適切に行なうことや、しっかり休息することも早い回復につながります。
 トレーニングの負荷が大きすぎたり、回復を待たないで次のトレーニングを行ったりすると、筋肉は損傷から回復しきれなくなり、筋力はかえって低下してしまいます(オーバートレーニング)。場合によっては障害と言える程度まで傷が大きくなってしまいます。


 つまりトレーニングには
負荷をかけて筋肉を傷つける

栄養補給をして回復を早める

休息をとって回復させる

回復を確認してから次のトレーニングをする
この流れをしっかり守っていかなけらばんりません。
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漸進的とは筋力の向上に合わせて、負荷を少しずつ増やしていくということを指します。筋力アップのためにはオーバーロードの原理「日常活動より大きな負荷をかける」が必要ですが、その負荷は時間をかけて大きくしていかなくてはいけません。
 トレーニングを開始した当初では、自分の体力に合わせて少しきつい程度の運動をこなし、体力の向上を感じてから、大きな負荷へと高めていくのがトレーニングを継続し、成功させるコツです。早くトレーニングの効果を得たいがために、いきなり大きな負荷のトレーニングから始めてしまうことがあります。しかし、これでは筋肉の損傷が大きすぎて逆効果になってしまう危険性があるのです。運動の強度や目標設定は徐々にレベルをあげていくことが重要なのです。
トレーニングを継続すると筋力がアップし、筋肉の量が増えます。しかし、筋力トレーニングによって得られた効果は永久には持続しません。トレーニングを中断すると、またもとへ戻ります。筋力や筋肉の量は日常活動レベルにまで後退します。戻るだけでなく、以前よりも悪化した状態になるケースもあるのです。日常活動以上の筋力を維持して、それを体力や美容の面で役立てたいのならトレーニングを続けるしかないのです。
 オーバーロードの原理とは、日常の活動による動作よりも大きな負荷をかけなければ、トレーニングとしての効果は現れないという原理です。
 オーバーロードとは過剰な負荷という意味で、「トレーニングによる筋肉量の増加は、トレーニングによる筋肉への負担が日常活動における筋肉への負荷を上回った時に起こる」ことを表します。これはルーという研究者が100年以上前に指摘した法則す。例えば「家から大学まで歩いて行く」という人が、筋力アップのために「日曜もウォーキングを始めた」となっても、普段の歩き方とテンポやカバンの重さなどが変わらない限りそれも日常活動の一環となってしまい、筋力のアップには大きくつながらないということです。
 
 ウエイトトレーニングのトレーニング名によく使われる英語(カタカナ)をひと通り覚えておくとトレーニング方法を理解したり覚えたりするのが簡単になります。
  • レイズ(raise)
レイズとは、上げる、持ち上げるという意味で、ウエイトトレーニングでは自然の楽な状態から持ち上げる動作を指します。ダンベルをぶら下げた自然な状態で横から持ち上げればサイド・レイズ、前方向から持ち上げればフロント・レイズとなります。レッグ(脚)レイズやカーフ(ふくらはぎ)レイズなど。
  • カール(curl)
カールとは巻き上げるという意味で、関節(ひじ・ひざ)を支点に負荷を巻き上げる動作を指します。アーム(腕)カールやレッグ(脚)カールなど。
  • エクステンション(extension)
エクステンションとは伸びる、伸ばすという意味で、ウエイトトレーニングでは曲がったり、楽な状態からまっすぐに伸ばす動作を指します。背筋運動のバック・エクステンション、二の腕のたるみを改善するトライセプス・エクステンション、太ももを鍛えるレッグ・エクステンションなど。
  •  プレス(press)
プレスとは押す・押し上げるという意味で、ウエイトトレーニングでは腕や脚を上に押し上げる動作を指します。ショルダー・プレスやレッグプレスなど。
  • フライ(fly)
フライトは蝶が羽ばたく動作が由来で、胸の前で腕を広げて閉じる動作を指します。胸の筋肉を強化するときに効果的なトレーニングになります。ダンベル・フライ、バタフライマシーン(器具)など。
  • スクワット(squat)
スクワットとはしゃがみ込むという意味で、ウエイトトレーニングでは立つ→しゃがむ→立つの一連の動作を指します。スクワットはしゃがむ深さによりハーフ・スクワットやフル・スクワットなどのほか、目的別に様々な区分け
  • ランジ(lunge)
背筋を伸ばしたまま、一方の足を踏み出し、腰を落として静止し、そこからもとの姿勢に戻る動作を指します。前に踏み出せばフロント(フォワード)ランジ。横に踏み出せばサイド・ランジとなります。
もあります。
  • ロウイング(rowing)
ロウイングとは船をこぐという意味で、ウエイトトレーニングではダンベルを引き寄せる動作などで使われています。
  • シュラッグ(shrug)
シュラッグとはすくめるという意味で、ウエイトトレーニングでは肩をすくめる動作を指します。ダンベルを持ったシュラッグは肩の筋肉を鍛え、肩こりに効果的なトレーニングです。
野球
  • ベントアームプルオーバー
  • ラットプルダウン
  • バックエクステンション
  • アブドミナルカール
サッカー
  • ネックエクステンション
  • バックプレス
  • ロータリートソルト
  • ジャンピングスクワット
バスケットボール
  • ベンチプレス
  • スクワット
  • レッグプレス
  • カーフレイズ
バレーボール
  • バタフライ
  • ベンチプレス
  • ジャンピングスクワット
  • カーフレイズ
テニス
  • サイドランジ
  • トライセプスエクステンション
  • フレンチプレス
長距離走
  • プッシュアップ
  • サイドレイズ
  • バックエクステンション
  • スクワット
  • レッグカール
水泳
  • プッシュアップ
  • ダンベルフライ
  • ラテラルレイズ
  • ベントオーバーロウイング
  • プルオーバー
 ウエイトトレーニングには顔の引き締め効果があります。
 ウエイトトレーニングを行うときに普段よりも大きく呼吸することになりますが、この時に顔の筋肉が影響を受けます。
 また、身体の筋肉に負荷を与えると、顔の筋肉に収縮が起き、顔が引き締まる効果があります。
 まだ骨格がしっかりしていない子供がウエイトトレーニングや激しい運動をすると、成長期の柔軟な関節や骨にダメージを与えやすく、腰椎ヘルニアなど何かの障害を一生背負って生きなくてはならないリスクが2倍になると言われています。
 子供の頃に激しいスポーツに打ち込んでいた場合は大人になっても、古傷が痛むような感覚に悩まされるはずです。
 ウエイトトレーニング行っても良い年齢の目安は16歳以上です。高校生になる頃には骨格も完成しウエイトトレーニングを行うのに十分な体格になります。
 年をとると共に筋肉や骨の機能が低下します。特に低下が著しいのが太ももの筋力で、30歳を100とすると、70代では50にまで低下します。この太ももの筋肉が弱くなると、転倒したり、自力で立ち上がれなくなる危険性があります。
 太ももと同じく筋力低下が著しい筋肉は背筋や腹筋で、背が丸まり、腰が曲がる原因になります。
 骨も骨密度は30歳を100とすると70代では60程度まで低下します。特に女性は閉経後にホルモン分泌の激減で急激に骨密度が低下してしまいます。簡単に骨折してしまう危険性が高まります。
 こうした機能低下を改善するためにウェイトトレーニングが効果を発揮します。
 単に運動といっても、水泳やジョギングなどの「息が苦しくなる」ような有酸素運動は老化予防に対してはよくありません。やりすぎると「活性酸素」を大量につくる原因となり、かえって老化を早めるてしまうのです。しかも筋肉や骨の強化にも思ったほど効果的でないことがわかっています。
 しかし、ウエイトトレーニングは呼吸循環系の強化は有酸素運動ほど効果がないにしても、
  1. 筋力のアップ
  2. 骨密度アップ
  3. ホルモン分泌の活性化
  4. 成人病予防(糖尿病・大腸がん)
などに対して効果があることがわかっています。
女性が特に脂肪を気にする箇所がウエストです。ウエストを細くするには目的の箇所である腹筋と背筋をピンポイントで鍛えるのも重要ですが、体全体の筋肉を鍛えて代謝力をアップさせ、有酸素運動でいっきに脂肪を燃焼させるのが効率がいいです。
 ここではは腹筋・背筋・わき腹にダイレクトに効くトレーニングを紹介します。
①バックエクステンション(背筋に効きます)
②シットアップ(腹筋に効きます)
③サイドベンド(わき腹に効きます)
  • バック・エクステンション(上体反らし)
  1. 床にうつぶせになります。頭の後ろで両手を組んでもいいですが、腕は曲げて肩の横に伏せてもいいですし、前に伸ばしても、後ろに伸ばしてもかまいません。
  2. 息を吐きながら背中の筋肉で頭・肩・腕を持ち上げます。
  3. 息を吐ききったら、下ろして元に戻します。
回数・・・2~3を10回繰り返します。
トレーニング効果・・・肝臓強化(二日酔いしなくなる)・背筋強化・姿勢が良くなる・背中の脂肪がとれる
  • シット・アップ(上体起こし)
やり方
  1. 床に仰向けに寝て、ひざを90度ほど曲げます。手は耳を覆うようにして頭を支えてもいいですし、手を組む組む形で頭を支えてもかまいません。
  2. 息を吐きながら頭・首・肩を10cmほど起こしてへその方向を見ます。腹筋に力を入れることを意識します。背中はほとんど床につけたままで起こさないように。あまり起こすと腰を痛める可能性があります。
  3. 息を吐き出したら、息を吸いながら元の位置へ倒します。
2~3を10回~20回繰り返します。
トレーニング効果・・・腰痛予防緩和・胃腸強化・便秘解消・腹筋が強化され上腹部の脂肪がとれる
  • サイド・ベンド(横曲げ)(ダンベルあり)
  1. ダンベルを持ち、両足を肩幅くらい開いて立ちます。
  2. 息を吐きながら右側に上半身を倒していきます。左のわき腹に力が入っているのがわかります。
  3. 息を吐ききったら、息を吸いながら起き上がります。
  4. 次は同様に左へ上半身を倒します。
回数・・・2~4を20回
※背中、腰を丸めずに行うのがコツ
※ケガの心配が小さいトレーニングなのでダンベル重量は5kg~10kgまでOK。
冷え性の女性は同じ姿勢をっとっている場合が多く、筋肉による血流のポンプ作用が働いていません。特に下半身の筋肉の活動が低下していると血圧が上がり心臓ポンプの負担も増えてしまい体にダメージを抱えることになります。
 冷え性に対応するために下半身の筋肉トレーニングで血流のポンプ作用が特に活発になる3種目を行います。
①スタンディングレッグカール
②フロントランジ
③スクワット
  • スタンディング・レッグ・カール(立ち脚曲げ)
やり方
  1. 両足を腰幅ぐらいに開いて立ちます。
  2. 息を吐きながら、片脚を曲げ、勢い良くかかとをお尻に当てます。太ももの裏側の筋肉に力が入るのを感じます。
  3. 脚をもとに戻して今度は反対の脚で。
回数・・・2~3を20回
  • フロント・ランジ(前に足踏み出し)
やり方
  1. 足を前後に開きます。腕はダラーンと垂らしてもいいですし、手を腰か頭の横に当てても、胸の前や後頭部で組んでも構いません。背筋を伸ばすことがポイントです。
  2. 息を吐きながら、前に出した脚をさらに大きく前に踏み出して、ひざが直角になるくらいまで腰を落とします。後ろに出した脚はなるべく後ろに伸ばすようにして、ひざは床近くまでおろします。上半身は背中を伸ばしたまま姿勢を保って行うのがコツ。
  3. 息を出し切ったら、息を吸いながら1の姿勢に戻ります。
  4. 足をくるっと回して1と反対方向を向き今度は反対の脚で2~3を同様に行います。
回数・・・2~3を10回
鍛えられる筋肉・・・太もも(大腿四頭筋)・大腿二頭筋・大殿筋
※ダンベルを持ったり、重いリュックを背負うことで負荷を増やすと効果がアップします。
  • スクワット(しゃがみ立ち)
やり方
  1. 足は肩幅か、それより少し広い位置まで開いて、つま先を少しだけ外に向ける。背筋をピーンと伸ばして姿勢を良くします。腕はダラーンと垂らしてもいいですし、手を腰に当てても、胸の前や後頭部で組んでもOKです。
  2. 息を吐きながら、背筋を伸ばした状態を保ちつつひざをゆっくり曲げていきます。顔は常に正面を向いたまま背筋はキープ。深くしゃがむほど負荷が大きくなるので自分の目的や状況で決めてください。
  3. 息を吐ききったら、息を吸いながらゆっくり立ち上がって元の1姿勢に戻ります。
回数・・・20回~30回
鍛えられる筋肉・・・太もも(大腿四頭筋)
※背中や腰が丸くなると腰を痛める可能性があります。また、体力のない人やひざの弱い人は無理をしないで、浅くしゃがみます。
※ダンベルを持ったり、重いリュックを背負うことで負荷を増やすと効果がアップします。
太ももは全体重を支えているため、ダイエット(食事)に気をつけただけで簡単に痩せる部位ではありません。ダイエット後に人によっては太ももだけパンパンなスタイルになってしまいます。
 脂肪を落としてセルライトもつぶして、それでも脚がなかなか痩せない人に共通しているのは、脚の筋肉に柔軟性がなく関節の可動域も狭いタイプです。脚への衝撃を筋肉の発達だけで受け止めるような習慣から硬い筋肉が余計に発達していると言えます。筋肉太りです。
 このような女性は、普段居に履いている靴を見直すほかに、女性が本来持っている柔軟性を取り戻すべく、脚のストレッチなどをトレーニングに混ぜる必要があります。脚の筋肉の柔軟性を高めて関節の可動域を広げていくと、脚への衝撃を柔軟性が吸収してくれるようになり、余計な固い筋肉がそげおちて脚が細くなっていきます。
 筋肉強化にはレッグカールとレッグエクステンション、スタンディングカーフレイズを行います。
  • レッグ・カール(脚曲げ上げ)
やり方
  1. うつ伏せに寝ます。手の位置は自由です。
  2. 息を吐きながら、両脚を曲げ、足をお尻に近づけます。太ももの裏側の筋肉に力が入るのを感じます。
  3. 息を吐きながら、もとに戻します。
回数・・・2~3を10回
  • スタンディング・レッグ・カール(立ち脚曲げ)
やり方
  1. 両足を腰幅ぐらいに開いて立ちます。
  2. 息を吐きながら、片脚を曲げ、勢い良くかかとをお尻に当てます。太ももの裏側の筋肉に力が入るのを感じます。
  3. 脚をもとに戻して今度は反対の脚で。
回数・・・2~3を20回

  • レッグ・エクステンション(脚の曲げ伸ばし)(椅子に座って)
やり方
  1. 椅子に座ります。両足でダンベルを挟みます。
  2. 息を吐きながら、ひざを伸ばします。太ももに力が入るのを感じます。伸ばしきったら1秒以上維持します。
  3. 息を吐ききったら、足を下ろして息を吸います。
回数・・・2~3の動作を20回繰り返します。
※体力がない人はダンベルなしで行います。さらに片脚ずつ行うと楽に行なえます。
  • スタンディング・カーフ・レイズ(立ってかかと上げ)
やり方
  1. 足を少し開いて立ちます。
  2. 息を吐きながら、かかとを出来るだけ上げて、つま先立ちになります。
  3. 息を吸いながら、ゆっくりかかとを下ろします。
回数・・・2~3を10回
※つま先立ちでバランスがふらつく方は、机や壁につかまって行います。
※ひざにダンベルを持ったり、重りの入ったリュックを背負うと負荷が増えて効果的になります。

  • 太ももの表側ストレッチ
やり方
  1. 立ちます。
  2. 片脚を後ろに曲げて、片手で足の甲を持ち、太ももの前面がストレッチされるようにグイっと引いてみます。よく伸びたところで10秒以上静止します。
  3. 反対の脚で同様に。
※空いた方の手で机や壁を使って体を支えると簡単です。
※体が柔らかい人は、寝ながら行うことができます(脚を外に出して曲げる)
  • 太ももの裏側ストレッチ
やり方
  1. 床に足を伸ばして座り、片方のひざを曲げて、足裏を伸ばしたままの脚の太もものに寄せます。
  2. 息を吐きながら、上体を伸ばした脚の方へ倒します。つま先に手が届く人はつま先を手でつかんだまま5回ゆっくり呼吸します。
  3. 息を吸いながら、体を起こし、今度は反対の脚で同様に。
O脚・X脚は関節の位置異常とそれによる筋肉のアンバランスからきているとされています。
 関節の位置を整えて各筋肉のバランスをとることで改善していくためには、O脚・X脚ともにフルレンジのナロースタンススクワットとレッグカールを行うことで対応します。
  • O脚矯正スクワット(フルレンジ・ナロースタンス・スクワット)
  1. つま先を内向きに向けて親指同士をつけて足で三角を作って立ちます。
  2. 背筋を伸ばしたままひざの隙間を作らないように意識して、息を吐きながらしゃがみます。
  3. 深くしゃがんだら、息を吸って直ぐに1へ戻ります。
回数・・・2~3を20回
トレーニング効果・・・足のライン、歩き方や立ち方が綺麗になる・足の脂肪が取れてすっきりする・スタミナがつく
  • レッグ・カール(脚曲げ)
やり方
  1. うつ伏せに寝ます。手の位置は自由です。
  2. 息を吐きながら、両脚を曲げ、足をお尻に近づけます。太ももの裏側の筋肉に力が入るのを感じます。
  3. 息を吐きながら、もとに戻します。
回数・・・2~3を10回
  • スタンディング・レッグ・カール(立ち脚曲げ)
やり方
  1. 両足を腰幅ぐらいに開いて立ちます。
  2. 息を吐きながら、片脚を曲げ、勢い良くかかとをお尻に当てます。太ももの裏側の筋肉に力が入るのを感じます。
  3. 脚をもとに戻して今度は反対の脚で。
回数・・・2~3を20回
 
 猫背のタイプの人は肩の緊張が強いために、肩関節の後方への可動域が狭くなっています。そのことを放置して、ウエイトトレーニングを続けると偏った筋肉がついてします。
 また、猫背の人は胸部のトレーニング時に胸を張らないために、肩の力に頼りがちになり肩を壊す危険もあるのです。
 この場合は大胸筋をストレッチして胸の筋肉がよく伸びるように心がける必要があります。トレーニング時には胸を張ることを意識してください。
 筋肉を鍛えながら柔軟性も同時につくトレーニングにプル・オーバーがあります。
  • プル・オーバー(床で頭上への上げ下げ)
やり方
  1. 床に仰向けに寝て、ダンベルを持った腕を頭の方向へのばしてバンザイの体勢をとって息を吸っておきます。
  2. 息を吐きながら、腕を伸ばしたままダンベルを胸の上まで持ち上げます。
回数・・・1~2を10回
トレーニング効果・・・バストアップ・柔軟性アップ・猫背改善
※ひじを外側に広げると肩にを痛めやすいので注意します。

 ハト胸は猫背と反対に、胸を張った状態から胸の筋肉を収縮しにくいのが特徴です。ハト胸の方のためのトレーニングで良いのがフロアプレスです。床でダンベルやバーベルを上に持ち上げるトレーニングですが、握りを狭くすることで大胸筋により強い収縮をもたらします。
  • フロア・ナロウ・プレス
やり方
  1. 床に仰向けに寝て、両手にダンベルを持ち、胸の上で構えます。
  2. 息を吐きながら、ダンベルを押し上げ、腕を真っ直ぐにします。
回数・・・1~2をすばやく20回
トレーニング効果・・・二の腕を引き締める・大胸筋が鍛えられる・ハト胸を改善する
※床に寝て行うダンベルトレーニングの中でも特に安全性の高い運動。
 
二の腕のたるみは、女性が筋肉の衰えを実感できる部位の一つであり、なんとかしたと考える方も多いことでしょう。
 二の腕には3つの主要な筋肉(上腕筋・上腕二頭筋・上腕三頭筋)がありますが、女性が気になるのは上腕三頭筋のたるみになります。
 上腕三頭筋は雑巾がけなどで活躍した筋肉でした。ライフスタイルが変わった現代の日常生活ではほとんど使われなくなってしまった筋肉の代表格なので、たるんでしまうのも無理もありません。
 上腕三頭筋はウエイトトレーニングで手っ取り早く鍛えられる筋肉の一つなので、ダンベルを使ってたるみとおさらばしちゃいましょう。
  • トライセプス・エクステンション
  1. 仰向けに寝て、右手にダンベルを持ち、垂直に右腕を伸ばしたところで左手で右腕のひじのあたりを支えて安定させます。
  2. ひじの位置を動かさないようにして、息を吐きながら、ひじを曲げてダンベルを耳の横辺りにおろします。上腕三頭筋を意識してください。
  3. 息を吐きながら、再度ダンベルを垂直に持ち上げます。
回数・・・2~3を20回繰り返す。終わったら反対の腕でも同様に。
トレーニング効果・・・二の腕が引き締まる
  • プッシュ・アウェイ
  1. 片手にダンベルを持ち、上体を床と平行になるくらいまで前傾させる。もう一方の手はひざに押し付けて上体を安定させます。
  2. ダンベルを持った腕のひじを、肩よりも少し高い位置に固定して、息を吸います。
  3. 息を吐きながら、ダンベルを後方に押しやってひじを伸ばし、ひじから下も床と平行になるようにします。
回数・・・2~3を20回繰り返す。終わったら反対の腕でも同様に。
トレーニング効果・・・二の腕が引き締まる
  • フレンチ・プレス
やり方
  1. ダンベルを片手にもって後頭部にもっていきます。
  2. 肘の位置を頭の横に固定し、息を吐きながら、曲げた腕を頭上に伸ばしていきます。
  3. 肘を曲げて、ダンベルを首のうしろに戻します。
回数・・・2~3を10回終わったら、反対の腕でも。
トレーニング効果・・・二の腕が引き締まる
鍛えられる筋肉・・・上腕三頭筋
※胸を張り、背筋をピンと伸ばし、ひじの位置が崩れないように行うのがコツです。両手でダンベルを持って同時に行うことも可能。椅子に座りながらでもできます。
 女性は男性と体の構造が違うため、女性ならではの筋肉トレーニングに対する考え方をはっきり認識しておきましょう。
 まず押さえておきたい考えは、「筋肉」「脂肪」「柔軟性」の3つのトレード関係です。人間は体を外部の物理的攻撃から守る観点からこの3つがバランスをとっているのですが、女性は男性よりも筋肉の量が少ないのが特徴です。女性は外部からの物理的危険から身を守るために筋肉が少ない分を柔軟性と脂肪で補う構造になっています。そのため、女性が筋肉トレーニングをしても男性ほど目に見えた効果が見えにくいのです。
 ところで、普段からよく歩き、特に脂肪が多い体質ではないのに脚だけがパンパンに太いなんて女性がいますが、これは筋肉太りというもので、足にかかる衝撃から守るために硬い筋肉が発達したものです。
 こういう脚太りは脚の柔軟性を高めることで足を守る本能の部分を柔軟性のウェイトを高めていくことで、余計な筋肉をそげ落として細い足を手に入れることもできるのです。
 また、女性特有の柔軟性ですが、これも老化と共に失われていくため、加齢とともに関節痛など日常生活に問題がいっきに出てきやすいのが問題です。 
 女性が目指すトレーニングは、女性特有の柔軟性を維持しつつ、体で筋肉が特に多い部分を集中的に鍛えて基礎代謝を上げていくのが健康的で理想のシェイプアップ方法になります。
 筋肉が集中している部位は①太もも②腹筋③背筋④胸筋ですが、現代の日常生活で使用量が減って衰えている筋肉は「太もも・腹筋」です。「太もも・腹筋」を重点的に鍛え、バストアップ効果のある「胸筋」や「背筋」も鍛えてバランスを保ち代謝力アップを目指します。そこに、「二の腕」や「足の柔軟性」を鍛える種目を加え、理想のスラっと引き締まった健康美の体型になることができます。
 女性の①太もも②腹筋③背筋④胸筋は男性に比べて脂肪が多いのが特徴です。これらを鍛えることで筋肉が増えると体重が増えますが見かけが太るわけではないので気にしないように。
 人間の体でよく動かす箇所は脂肪がつきません。例えば、手足の甲や指、前腕やすねの部分。逆にあまり動かさないお腹や太もも周辺は脂肪がつきやすいです。この「お腹と太もも」の筋肉を鍛えることが一番効率よくスッキリと引き締まった体を取り戻す。特に太ももには体の筋肉で最大部位ですので、ここの筋肉を強化出来れば体の代謝が上がって脂肪がより燃焼しやすい体に生まれ変われるのです。
  • ハーフレンジ・スクワット(半分しゃがみ立ち)
やり方
  1. 両足は肩幅よりも内側、つま先も前に向けて立つ。腕はダラーンと垂らします。
  2. 息を吐きながら、背筋を伸ばした状態を保ちつつひざを45度くらいまでゆっくり曲げていきます。顔は常に正面を向いたままです。
  3. 息を吐ききったら、息を吸いながらすぐ立ち上がってもとの1姿勢に戻ります。
10回~30回
※背中や腰が丸くなると腰を痛める可能性があります。足り力のない人やひざの弱い人は無理をしないで、浅くしゃがみます。
※荷物の入ったリュックを背負い負荷を増やすやり方もあります。ダンベルを持つことで負荷を増やすことも可能です。
トレーニング効果・・・下半身の脂肪がとれる・ひざ痛予防
  • フルレンジ・スクワット(完全しゃがみ立ち)
やり方
  1. 両足は肩幅くらいに広げて立つ。腕はダラーンと垂らします。
  2. 息を吐きながら、背筋を伸ばした状態を保ちつつ最もしゃがんだ状態までゆっくり曲げていきます。顔は常に正面を向いたままです。
  3. 息を吐ききったら、息を吸いながらすぐ立ち上がってもとの1姿勢に戻ります。
10回~30回
※ひざを曲げる時にしゃがみ過ぎると、ひざや腰を痛める危険性があるので自身のある人向けです。また、背中や腰が丸くなると腰を痛める可能性があります。足り力のない人やひざの弱い人は無理をしないで、浅くしゃがみます。
※荷物の入ったリュックを背負い負荷を増やすやり方もあります。ダンベルを持つことで負荷を増やすことも可能です。
トレーニング効果・・・下半身の脂肪がとれる・ひざ痛予防・負荷を増やせば、より太ももの筋肉強化され、骨も丈夫に
  • O脚矯正スクワット(フルレンジ・ナロースタンス・スクワット)
  1. つま先を内向きに向けて親指同士をつけて足で三角を作って立ちます。
  2. 背筋を伸ばしたままひざの隙間を作らないように意識して、息を吐きながらしゃがみます。
  3. 深くしゃがんだら、息を吸って直ぐに1へ戻ります。
回数・・・2~3を20回
トレーニング効果・・・足のライン、歩き方や立ち方が綺麗になる・足の脂肪が取れてすっきりする・スタミナがつく
  • フロント・ランジ(前方踏み出し)
やり方
  1. 足を前後に開きます。腕はダラーンと垂らしておきます。
  2. 息を吐きながら、前に出した脚を大きく前に踏み出してひざを直角になる位まで腰を落とすことで体重をかけます。後ろに出した脚はなるべく伸ばすようにしてひざを床の近くまで下ろします。上半身は背中を伸ばしたまま姿勢を保って行うのがコツです。
  3. 息を出し切ったら、息を吸いながら1の姿勢に戻ります。
  4. 足をくるっと回して1と反対方向を向き、今度は反対の足で2~3を繰り返します。
回数・・・2~4を10回
トレーニング効果・・・下半身の脂肪がとれる・下半身が強化される・スタミナがつく・代謝が上がる・胃腸が強化される
鍛えられる筋肉・・・太もも(大腿四頭筋)、大腿二頭筋、大殿筋
※ひざへの負担が大きい運動です。ひざが弱い人は無理してやらないほうがいいでしょう。
※重いものを詰めたリュックを背負ったり、ダンベルを持つことで負荷を増やすことが可能です。
  • サイド・ランジ(横への踏み出し)
  1. 足を横に開いて立ちます。
  2. 息を吐きながら、片方の足を横に踏み出しひざを曲げて体重をかけます。もう一方の足は横に伸びています。
  3. 息を吸いながらもとに戻します。
  4. 反対の足で同様に。
回数・・・2~4を10回
トレーニング効果・・・下半身の強化・ひざを柔軟にしてケガ防止・スタミナをつける
  • トランクカール(へそのぞき)
やり方
  1. 床に仰向けに寝て、ひざを90度ほど曲げます。手は耳を覆うようにして頭を支えてもいいですし、手を組む組む形で頭を支えてもかまいません。
  2. 息を吐きながら頭と首を10cmほど起こしてへそを見ます。腹筋に力を入れることを意識します。背中は床につけたままで起こさないように。起こすと腰を痛める可能性があります。
  3. 息を吐き出したら、息を吸いながら元の位置へ倒します。
2~3を10回~20回繰り返します。
トレーニング効果・・・腰痛予防緩和・胃腸強化・便秘解消・腹筋が強化され上腹部の脂肪がとれる
  • ニー・エルボー・タッチ
やり方
  1. ウエストをねじるように、片方のひじと反対側のひざをつけるようにする。
  2. 反対側でも同様に。
回数・・・1~2を20回
トレーニング効果・・・腹筋強化・運動神経強化
  • ツイスティング(ひねり)
やり方
  1. 後頭部で両手を組みます。
  2. 右ひざを上げて左腕のひじにつけます。脇腹の筋肉が硬くなるのがわかります。
  3. 左ひざを上げて右腕のひじにつけます。
回数・・・2~3を20回
鍛えられる筋肉・・・脇腹の筋肉
トレーニング効果・・・わき腹や上腹部の脂肪がとれる
  • 仰向け足上げ(レッグレイズ)
やり方
  1. 床に仰向けに寝て、ひざを90度ほど曲げます。
  2. ひざの位置を固定し、そのまま息を吐きながら長足を真っ直ぐに伸ばします。床に対して40度~45度ほどの角度で足が浮いてる状態を作ります。お腹に力が入っているのがわかります。
  3. 息を吐ききったら、息を吸いながら足を元の床の位置に下ろします。
2~3を10回繰り返します。
トレーニング効果・・・胃腸強化・スタミナがつく・下腹部の脂肪をとる
  • ツイスティング・レッグレイズ
  1. 床に仰向けに寝て、両脚を揃えて上に真っ直ぐ上げる
  2. 息を吐きながら、横にゆっくり倒して腰をひねる。
  3. できるだけ足を横に倒したところで、息を吸って1に戻す。
  4. 反対側に同様に行う。
回数・・・2~4を10回繰り返す
トレーニング効果・・・わき腹と下腹部の脂肪をとる・胃腸や肝臓強化・ホルモン分泌や自律神経の安定
自分の体重を利用して行えるマッサージの紹介です。
  • 両ひざの抱え込み(ニー・ホールド)
  1. 仰向けに寝て両脚を曲げて胸のほうに引き寄せ、両ひざを抱え込みます。顔は起こしません。
  2. ひざを顔の方に引き寄せるようにしてお尻を少し浮かした状態で左右にゴロン・ゴロンと揺りかごのように揺らします。往復30回繰り返します。
トレーニング効果・・・自律神経の安定・便秘解消・骨盤の歪み矯正・腰と背中の血行促進・腰痛緩和
  • 自体重肩こりマッサージ
  1. 床に仰向けに寝て、ひざを立てる。
  2. 腰を持ち上げて肩に体重がかかるようにし、体重がかかる肩の箇所を左右に移動させて、肩を床を使ってマッサージをする。
トレーニング効果・・・肩こりがとれる・背中や腰の疲れがとれる
  • 自体重足ポンプ
  1. 正座で座ります。
  2. 体重を前にけて、少しおしりを持ち上げます。
  3. 力を抜いて、正座に戻します。下の足が重力でギュッと圧迫されるのを感じます。
回数・・・2~3を30回
トレーニング効果・・・足のむくみや疲れをとります
ホルモン分泌や柔軟性を改善することで若さを保つトレーニングです。
  • 前屈運動(トランク・フレクション)
  1. 足を交差させて立ちます。
  2. 息を吐きながら、ゆっくりと前屈していきます。手が床についたら、その姿勢を維持して4回呼吸します。
  3. 息を吸いながら、上体を起こして元に戻します。
  4. 今度は足の交差の仕方を反対にして同様に。
トレーニング効果・・・ホルモン分泌を良くする・血圧が安定する・柔軟性がつく
  • 後屈運動(トランク・エクステンション)
  1. 立って両手を上にまっすぐ伸ばします。
  2. 息を吐きながら上体を後ろにできるだけ反らします。お腹がストレッチされているのを意識します。反らした姿勢を維持しながら2回呼吸します。
  3. 息を吸いながら上体を起こして1に戻ります。
回数・・・2~3を3回繰り返す。
トレーニング効果・・・ホルモン分泌を良くする・自律神経が安定・柔軟性がつく・疲れがとれる
  • 横座り
横座りとは正座を崩して足を横に出した形の座り方です。
  1. 右側に足を崩して横座りを10秒します。
  2. 左側に足を崩して同様に。
回数・・・1~2を3回繰り返す
トレーニング効果・・・・ホルモン分泌を良くする・自律神経が安定・胃腸が強化される・骨盤の歪みが矯正される
  • 両ひざの抱え込み(ニー・ホールド)
  1. 仰向けに寝て両脚を曲げて胸のほうに引き寄せ、両ひざを抱え込みます。顔は起こしません。
  2. ひざを顔の方に引き寄せるようにしてお尻を少し浮かした状態で左右にゴロン・ゴロンと揺りかごのように揺らします。往復30回繰り返します。
トレーニング効果・・・自律神経の安定・便秘解消・骨盤の歪み矯正・腰と背中の血行促進・腰痛緩和
  • 骨盤横ひねり
  1. 仰向けに寝て、ひざを胸側に引き寄せるように曲げて、右側に倒して10秒間ほど維持します。
  2. 今度は左側に同様に。
回数・・・1~2を3回繰り返す
トレーニング効果・・・胃腸強化・腰痛緩和
  • すきのポーズ
  1. 板に仰向けに寝て、息を吐きながら両脚と腰をあげ、つま先を頭の向こうへおろします。
  2. この状態で静止し、5回呼吸します。
トレーニング効果・・・全身の疲れがとれる・ホルモンの分泌がよくなる・自律神経が安定する・スタミナがつく・お腹の脂肪がとれる・胃腸が強化
  • 太ももの裏側ストレッチ(つま先つかみ・ハムストレッチ)
やり方
  1. 床に足を伸ばして座り、左ひざを曲げて、左足裏を右足の太ももに寄せます。
  2. 息を吐きながら、上体を伸ばした右足の方へ倒します。つま先に手が届く人はつま先を手でつかんだまま5回ゆっくり呼吸します。
  3. 息を吸いながら、体を起こし、今度は左足を伸ばして同様に。
トレーニング効果・・・ホルモン分泌と自律神経の安定・疲れがとれる・寝付きがよくなる・食欲促進される・便秘が治る・骨盤の歪みが矯正される・更年期障害が軽くなる
  • 目を閉じてフット・バランス
やり方
  1. 立って左足の裏を右足の内側につけて目をとしてバランス立ちします。30数えます。
  2. 反対の足も同様に。
トレーニング効果・・・脳活性化・若返る・転びにくくなる・集中力がつく
  • 目を閉じて後ろ歩き
やり方
  1. 目を閉じて5歩後ろ歩きをする
  2. 目を閉じたままターンして5歩後ろ歩きをして元の位置に戻る
回数・・・1~2を3回
トレーニング効果・・・脳活性化・若返る・勘が鋭くなる・集中力がつく
  • 目を閉じてカニ歩き
  1. 目を閉じて右に5歩横歩きをする
  2. 目を閉じたまま右に5歩横歩きをして元の位置に戻る。
回数・・・1~2を5回
トレーニング効果・・・脳活性化・若返る・自律神経が安定する・集中力がつく
<<体の末端を刺激する体操>>
  • 手の指反らし
やり方
  1. 左手を広げて、右方手の指を1本ずつ左手の手のひらに押し付けて反らしていく
  2. 手を替えて同様に。
トレーニング効果・・・脳活性化・血行促進・血圧安定で心臓負担減
  • 手の指もみ
やり方
  1. 左手の親指と人差し指を使って、右手の指先を1本ずつ横から挟んでもんで行く。気持いと思うだけもみます。
  2. 手を替えて同様に。
トレーニング効果・・・脳活性化・血行促進・血圧安定で心臓負担減
  • 足の指反らし
やり方
  1. 左足の指を左手を使って、上と下へ反らす。気持いと思うだけ反らします。
  2. 右足で同様に。
トレーニング効果・・・脳活性化・血行促進・血圧安定で心臓負担減・足の疲れがとれる

  • 足の指もみ
やり方
  1. 左手の親指と人差し指を使って、左足の指先を1本ずつもんで行く。気持いと思うだけもみます。
  2. 右も同様に。
トレーニング効果・・・脳活性化・血行促進・血圧安定で心臓負担減・足の疲れがとれる
  • 耳引っ張り
やり方
  1. 耳たぶをつかみ、下に引っ張り5秒数えます。
  2. 耳の横をつかみ、横に引っ張り5秒数えます。
  3. 耳の上をつかみ、上に引っ張り5秒数えます。
トレーニング効果・・・脳活性化・血行促進・血圧安定で心臓負担減・胃腸強化
  • 台を使った腕立て伏せ
固定されて動かない台や机、またはベッドなどを使います。安定して動かない場合は椅子を利用しても大丈夫です。壁を利用する方法もあります。
  1.  低い台を使った腕立て伏せ・・・手を台に置き、ひざを床につけて腕立てを行います。ひざを台から離した位置に置くほど腕にかかる負荷が大きくなります。
  2.  高めの台を使った腕立て伏せ・・・足を台から離した位置に置くほど腕にかかる負荷が大きくなります。上半身の重みが腕にかかるような姿勢を試してみてください。
  3. 壁を使った腕立て伏せ・・・壁から50cmほど離れて、壁に手のひらをつけ、体を壁に倒して腕に負荷をかけて腕立て伏せをします。
トレーニング効果・・・肺活量が増える・スタミナつく・バストアップ・腹筋強化
  • サイド・ベンド
やり方
  1. 左手を腰に、右手を顔の横にあてる。
  2. 息を吐きながら、上体を左に曲げます。右のわき腹が伸びるのを感じます。
  3. 息を吸いながら、上体を戻します。
  4. 今度は手を反対にして、同様に右に曲げます。
回数・・・2~4を10回
トレーニング効果・・・肝臓が強化される・わき腹の脂肪がとれる・スタミナがつく・姿勢が良くなる
  • 立ってアブドミナル・ストレッチ(お腹のストレッチ)
やり方
  1. 両手をまっすぐ上にあげて立ちます。
  2. 息を吐きながら、上体を後ろへできるだけ反らします。
回数・・・1~2を5回繰り返す
トレーニング効果・・・胃腸と心臓や肺が強化される・姿勢が良くなる・バストアップ
  • 肛門引き締め
  1. 椅子に座わります。
  2. 息を吐きながら、肛門をキュッと引き締めます。3秒くらい。
  3. 息を吸って、ゆるめます。
回数・・・2~3を5回
トレーニング効果・・・便秘解消・大腸がん予防
※立った姿勢でも行えます
  • ラタラル・レイズ
やり方
  1. 床に仰向けに寝て、ダンベルを持った腕を真横の方向へのばして息を吸っておきます。
  2. 息を吐きながら、腕を伸ばしたままダンベルを胸の上まで持ち上げます。
回数・・・1~2を10回
※長いベンチや枕2枚がさねを背中にあてて行うと可動範囲が広がって効果がアップします。
トレーニング効果・・・肺活量強化・気管支強化・スタミナアップ・バストアップ・腹筋強化
  • 上体そらし
床にうつぶせになります。頭の後ろで両手を組んでもいいですが、腕は曲げて肩の横に伏せてもいいですし、前に伸ばしても、後ろに伸ばしてもかまいません。
  1. 息を吐きながら背中の筋肉で頭・肩・腕を持ち上げます。
  2. 息を吐ききったら、下ろして元に戻します。
2~3を10回繰り返します。
トレーニング効果・・・肝臓強化(二日酔いしなくなる)・背筋強化・姿勢が良くなる・背中の脂肪がとれる
  • レッグ・スプリット仰向け
やり方
  1. 床に仰向けに寝ます。
  2. 足を浮かして、息を吐きながら足をハの字にできるだけ開きます。5秒間静止します。
  3. 息を吸ってもとに戻します。
回数・・・2~3を3回
トレーニング効果・・・腎臓の機能を強化(尿の出方がよくなる)・ホルモンの分泌が良くなる・脚のむくみがとれる
  • レッグ・スプリットうつ伏せ
やり方
  1. 床にうつ伏せに寝ます。
  2. 足を浮かして、息を吐きながら足をハの字にできるだけ開きます。5秒間静止します。
  3. 息を吸ってもとに戻します。
回数・・・2~3を3回
トレーニング効果・・・腎臓の機能を強化(尿の出方がよくなる)・ホルモンの分泌が良くなる・全身のむくみがとれる・おしりの筋肉が引き締まる
  • アームシェイク
  1. 立って、両手を伸ばして胸の前で指同士を軽く合わせる。
  2. 勢い良く背中の方に腕を振り、今度は後ろで手の指同士を軽く合わせる。
  3. 勢い良く再度前に腕を振り、胸の前で指同士を軽く合わせる。
回数・・・2~3をいっきに30回繰り返します。
トレーニング効果・・・肩こりがとれる・姿勢がよくなる・胃腸が強化される
※手を合わせるときはうるさくならないように指を広げて行うと良い。
  • ショルダーツイスト
  1. 立って、両手を伸ばして胸の前で手を組む。
  2. 顔と腰は正面を向いたまま、伸ばした腕を肩と水平の高さを維持して右に回して肩をひねる。
  3. 今度は左にひねる
回数・・・2~3を勢い良く30回繰り返す。
トレーニング効果・・・肩こりがとれる・姿勢がよくなる・胃腸が強化される・疲れが取れる
  • アームツイスト
  1. 両手を伸ばして腕を内側にねじって手の甲どうしをくっつけます。人差し指の付け根あたりどうしが接触するはずです。
  2. 今度は腕を外側にねじり、手の甲どうしをくっつけます。小指の付け根あたりどうしが接触するはずです。
回数・・・1~2を10回
トレーニング効果・・・肩こりがとれる・腕の疲れがとれる・胃腸が強化される
  • 肩と腕のストレッチ
  1. 椅子に座ります。
  2. 片足を椅子の上に上げて、足先裏に組んだ両手を引っ掛けます。腕や肩の関節が伸びている感覚を意識してリラックスします。
トレーニング効果・・・肩こりがとれる・疲れがとれる
  • トランクフレクション
  1. 椅子に座ります。
  2. 上半身を倒して、ひざで体を支え頭はダラーンと重力に任せます。肩や背中・腰が伸びているのを意識してリラックスします。
トレーニング効果・・・猫背を改善・肩こりがとれる・背中や腰の疲れがとれる
  • トランクエクステンション
  1. 椅子に座わります。
  2. 息を吐きながら、首を前に倒して、頭の重さを利用し首の後を伸ばしリラックスします。
トレーニング効果・・・肩こりがとれる・背中や腰の疲れがとれる
  • 自体重肩こりマッサージ
  1. 床に仰向けに寝て、ひざを立てる。
  2. 腰を持ち上げて肩に体重がかかるようにし、体重がかかる肩の箇所を左右に移動させて、肩を床を使ってマッサージをする。
トレーニング効果・・・肩こりがとれる・背中や腰の疲れがとれる
  • 肩甲骨寄せ
  1. 息を吐きながら、肩甲骨をくっつけるような感覚で背中をつぼめて静止し、5秒数えます。
  2. 息を吸いながら、力を抜いてダラっとします。
回数・・・1~2を5回繰り返します。
トレーニング効果・・・疲労回復・肩の血行がよくなる・姿勢が良くなる
  • 腹式呼吸
  1. お腹をゆっくり引っ込めるイメージで息を15秒間。ゆっくり鼻から息を吐き続けます
  2. 息を吐ききったところで、引っ込めたお腹を膨らますイメージでゆっくり5秒ほどかけて息を鼻から吸います。
回数・・・1~2を3回繰り返す
※立っても、座っても、寝ながらでも行えます。
トレーニング効果・・・血圧低下・自律神経の安定・リラックス・腹筋強化・お腹の脂肪燃焼
  • ボディーベント
  1. 立って両手をまっすぐあげます。
  2. 息を吐きながら、腕と頭を後ろにできるだけ反らします。
  3. 息を吐ききったら、息を吸いながら反らしていた体を戻して、1の状態のまま1~2呼吸して呼吸を整えリラックスします。
  4. 息を吐きながら、上げている手と一緒に上半身を前に曲げて、手の指先が床につくくらいまで倒します。その状態で3呼吸します。ひざは伸ばしたままです。
  5. 息を吸いながら両手を伸ばしたまま状態を起こして1の状態のまま1~2呼吸して呼吸を整えリラックスします。
回数2~5を3回
トレーニング効果・・・全身の血行がよくる・頭がすっきりする
  • つま先上げとかかと上げ交互(椅子に座って)
やり方
  1. 椅子に座ります。
  2. かかとを床につけたまま、つま先を上げれるところまで上げます。
  3. つま先を下ろして床につけます。
  4. つま先を床につけたまま、かかとを上げられるところまで上げます。
  5. かかとを下ろして床につけます。
回数・・・2~5の動作を20回
鍛えられる筋肉・・・すねの前の筋肉とふくらはぎの筋肉
トレーニング効果・・・脚のむくみがとれて足が細くなります。足の疲れがとれます。心臓の負担が減ります。
※立って行うことも可能です。ダンベルを持てば負荷を増やすことも可能。
  • プル・オーバー
  1. クッションを背中に当てて、仰向けに寝ます。
  2. ダンベルをもった腕を頭の上方向に伸ばしてできるだけ胸を反らし、息を吸います。
  3. 息を吐きながらダンベルを胸の上までまっすぐ伸ばす。ひじは曲げずに半円を描くように。
回数・・・2~3を10回
トレーニング効果・・・全身の疲れが取れる・肺活量とスタミナがつく・バストアップ
  • すきのポーズ
  1. 板に仰向けに寝て、息を吐きながら両脚と腰をあげ、つま先を頭の向こうへおろします。
  2. この状態で静止し、5回呼吸します。
トレーニング効果・・・全身の疲れがとれる・ホルモンの分泌がよくなる・スタミナがつく・お腹の脂肪がとれる・胃腸が強化される・便秘が治る
  • ヒップ・リフト
やり方
  1. 床に仰向けに寝まて、ひざを立て、両足は肩幅より少し外側に開く。腕は手のひらを床につけて、体の横側に置きます。
  2. 息を吐きながら、肩と頭を床につけたまま腰だけ浮かします。
  3. 腰を下ろし、おしりを床につけて息を吸います。
回数・・・2~3を20回
トレーニング効果・・・腰の疲労解消・ぎっくり腰解消・腰痛予防・姿勢が良くなる・寝付けをよくする
  • 猫のポーズ
  1. 床で四つん這いの状態で息を吸っておきます。
  2. 息を吐きながら頭は下げて背中を丸める。
  3. 息を吐ききったら、背骨をまっすぐにもどして息を吸う。
  4. 息を吐きながら頭を上げて背中を反らす。
回数・・・1~4を5回繰り返す
トレーニング効果・・・腰痛が緩和される・腰が柔軟になる
  • 全身弛緩のポーズ(リラクゼーション)
  1. 床に仰向けになり両目を閉じます。手は手のひらを上向きにして足は少し開きます。
  2. 鼻からお腹が膨らむのを意識しながら息を吸います。
  3. 鼻から息をゆっくり吐きながら膨らんだお腹を平にしていきます。
トレーニング終了後に5分間行います。
トレーニング効果・・・全身の疲れが解消・自律神経の安定・リラックス
カルシウムは脳神経の働きを良くし、筋肉の収縮に欠かせないものですが、摂取量が足りないと骨から溶け出して、逆に血液中のカルシウム濃度が高くなり、神経が興奮しすぎた状態(イライラや筋肉痙攣)になります。
 カルシウムの働きを調整するのがマグネシウムです。マグネシウムはエネルギー代謝やタンパク質の合成にも必要ですが、神経の興奮を鎮める働きがあります。不足するとイライラや筋肉の痙攣が起きやすくなります。
 鉄は筋肉へ酸素を取り込む働きをする筋肉中の成分ミオグロビンの材料であり、筋肉運動のエネルギーを生み出すのに必要な酸素を運搬し、消費するための重様なミネラルです。汗と共に排出されるので激しい運動をする人は補給が必要です。
 亜鉛は体中のすべてのタンパク質の合成に関与し、抜け毛を防ぐ働きもあります。
 
カルシウム・・・骨・歯などの形成、筋肉の興奮抑制、精神安定
鉄・・・ヘモグロビン・ミオグロビンの生成、疲労回復
ナトリウム・・・筋肉・神経の興奮抑制
カリウム・・・心臓・筋肉の機能調整
マグネシウム・・・筋肉の興奮抑制、心臓病・高血圧の予防
亜鉛・・・味覚障害の改善、性ホルモンの活性化
ビタミンB群は代謝に関わってくるため運動によるダイエットには欠かせません。糖質の代謝には関わるってくるのはB1、タンパク質の代謝にはB6、脂肪を燃やすのにB2が関係しています。ビタミンB群にはその他に、B12、葉酸、ナイアシン、パテトン酸、ビオチンなどがありますが、B群は互いに作用しあって働くのでサプリメントはB群をまとめて摂れるものが効果的です。
筋肉のエネルギー源になり、疲労を軽減する働きのある必須アミノ酸(特にイソロイシン・ロイシン・パリン)は、激しい運動をする人にとっては重要です。

 8種類の必須アミノ酸
イソロイシン・・・成長の促進・肝機能の強化・血管の拡張・神経機能のサポート
ロイシン・・・肝機能の強化
バリン・・・成長の促進
リジン・・・成長の促進・肝機能の強化・集中力の向上
スレオニン・・・成長の促進・肝臓への脂肪蓄積防止
トリプトファン・・・睡眠障害の改善・うつ症状の改善・痛みの緩和・精神状態の安静化
メチオニン+シスチン・・・傷の治癒促進・うつ症状の改善
フェニルアラニン+チロシン・・・脳の働きの向上・うつ症状の改善・血圧の上昇

 また筋肉を酷使するとグルタミンが大量に消費されて体力が落ち、風邪を引きやすくます。グルタミンには胃腸の粘膜を強くし、細菌感染への抵抗力を高める働きがあるのです。激しい運動をする人はグルタミンの補給に注意しなくてはなりません。
 アルギニンは体内に入った異物を取り込むマクロファージを活性化して免疫力を高める効果の他に、血行促進や疲労回復を助ける作用があります。
 プロテインサプリメントのアミノ酸はタンパク質がすでに分解された状態なので素早く消化吸収されます。筋肉の材料として効果を発揮させるためには運動の20分前に摂取するのが良いとされています。
疲労回復効果を得るために運動直後に摂るのもよいとされています。いずれにしても、運動の直前直後に摂取することが筋肉トレーニングには重要なのです。
 運動での効果にアミノ酸の力を十分発揮させるには、普段の食事で十分タンパク質が足りている状態でなければなりません。運動前にアミノ酸を摂取しても、筋肉以外の部分で材料として使用されてしまうからです。
 筋肉はタンパク質から出来ていると言っても過言がない成分です。ムキムキを目指す男性も、代謝を上げてダイエットを成功させたい女性もトレーニングには十分な摂取が必要になります。タンパク質をしっかりとると、筋肉が効率よく発達し、基礎代謝が増えるため、太りにくい体質になるのです。

 タンパク質が多く含まれている食品には動物性食品(肉・魚・卵・乳製品)や植物性食品(大豆製品)があります。タンパク質には糖質と同じ1gあたり4キロカロリーのエネルギーがありますが、体内に吸収されてからの働きに違いがあります。
 糖質は血糖になると運動や生命活動のエネルギーとして使われ、使い切れずに余った分は体脂肪として蓄えられます。
 それに対し、タンパク質は特に体を動かさなくても、その一部が熱の生産に使われるため、体脂肪になりにくいのです。
 また、タンパク質は体内の代謝活動を助けたりするほかに、スタミナや酵素やホルモン、免疫抗体、遺伝子の材料成分でもあります。
 体の骨・筋肉・皮膚・毛・臓器などの成分もタンパク質です。
 タンパク質は20種類のアミノ酸の組み合わせで出来ています。体内で合成できる種類のアミノ酸とできない種類のアミノ酸(必須アミノ酸)があります。 必須アミノ酸は食品から摂取しなければならないのです。食品によって摂取できるアミノ酸の種類と量は異なりますので、肉・魚・卵・乳製品・大豆製品をバランスよく食べることが効率がいいです。
 タンパク質を摂取するためのサプリメントはプロテインと一般的に呼ばれています。プロテインには、大豆から作られるソイ・プロテイン・牛乳の成分から作られるホエイ・プロテイン、卵白が主成分のエッグ・プロテインなどがあります。プロテインイサプリメントには複数のプロテインを混合したものにビタミン・ミネラルを加えたものなど色々な組み合わせのものが商品化されています。
 
体脂肪を現状から減らすには、消費カロリーが摂取カロリーを上まっていなければなりません。摂取カロリーを減らすために、やみくもに食事を減らすと、筋肉も落ち、体力が落ちるとともに代謝機能が低下するので、食事を戻したとたんにリバウンドする可能性が高いです。ダイエット中もビタミンやタンパク質の摂取量を減らさないのが成功の秘訣になります。
 とはいっても、カロリーを減らして、ビタミンやタンパク質の摂取量を減らさない食事を用意するのは大変です。食事を全体的に減らした時でも、サプリメントを取ることでビタミンやタンパク質の摂取を増やすことができます。
 サプリメントの注意点
  • よく知らないメーカーのものは避ける(粗悪品被害も時々あります)
  • 表記されている摂取量の目安を守る(飲み過ぎると害があるものもある)